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MALE PROSTITUTE

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Vocal by NAKUMO (NEUTRINO)

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「MALE PROSTITUTE」

素直にはなれないまま離れた人
歩くだけで変な目で見て腫れもの扱い
近づきたい程近づけない虚しい思い
慣れてるはずだったひとりも重い日がある

キワモノ ゲテモノ枠 割り切って笑っておこう
弱音はコスメポーチにしまっておくよ

君にも勇気を
僕にも勇気を
動き出そうとする姿勢に力を
今は痛くとも
今は苦しくとも
嘆いたままじゃ居られないの

虹の色が見えた
泣いている人がいた
同じだった I’ll be there
Never, never, never come back to me
帰る家がなかった
休む場所もなかった
夢があった I’ll be there
Never, never, never come back to me

指さされても恥じる事なく生きたつもり
でも親の前で手を合わせて謝るの何故?

異性に恋する普通の道徳で育った
我慢諦めたら前向きになれる気がした

君にも勇気を
僕にも勇気を
動き出そうとする姿勢に力を
今は痛くとも
今は苦しくとも
嘆いたままじゃいられないの

虹の色が見えた
泣いている人がいた
同じだった I’ll be there
Never, never, never come back to me
帰る家がなかった
休む場所もなかった
夢があった I’ll be there
Never, never, never come back to me

君にも勇気を
僕にも勇気を
動き出そうとする姿勢に力を
今は痛くとも
今は苦しくとも
嘆いたままじゃいられないの

虹の色を持った
わかりあえる人がいた
君でよかった I live here
Never, never, never come back to me
帰る家がなかった
休む場所もなかった
夢があった I live here
Never, never, never come back to me

 

女の子の成長と健康を願う伝統行事が3月3日のひなまつり、
男の子は5月5日の端午の節句(こどもの日)、
男でも女でもないオカマの成長と健康(?)を願おうということで、4月4日の公開を目指してはいたんですけど全然制作が間に合いませんでした。笑

今回はBPM130あるアッパーな曲調です。
ドラッグ・クイーンとか映画「プリシラ」を観て思いつきました。
なので歌自体は全体的には軽やかで結構カラっとしてると思います。
…って思ったけどそうでもないな。

最近は同性愛者であることをカミングアウトする芸能人やインフルエンサーが増えたなぁって思います。
良い事だとは思う一方「わざわざ言う必要ある?」とも感じるのが本音です。
子供の頃とかに「オカマ」とか「気持ち悪い」とかいじめられたりハブられたりとかつらい経験を持っているのでしょうけど、
ひねくれた僕の目には、大体の人が「そんな自分って可愛そうでしょ?」とか、
「そうやって注目浴びて売名したいバズりたい」という風にしか映ってこないんですよね。
だから歌のタイトルはあえて自分の性で飯を食おうとしている人という嫌味を込めて「MALE PROSTITUTE(男娼)」にしました。

こういうカミングアウトをし易いご時世のせいか、
多様性の意味を履き違えている人すごい多い気がします。
自分らしく生きることは多様性ではないのです。
互いを知り理解し尊重しあう事が多様性なのです。

そして多様性とは必ず誰かの犠牲の上に成り立っているものです。
誰かの犠牲の上に自分達の権利や表現の自由がある事をは忘れてはいけないと思います。

 

[NEUTRINO(歌声シンセサイザー)]
https://studio-neutrino.com/

[使用動画素材]
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